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【発達障害×AI活用】ADHD+ASDの僕が仕事をラクにするためにAIを使い倒している理由

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こんにちは。40代でADHD+ASD(注意欠如・多動症+自閉スペクトラム症)と診断された、ゆーさくです。

僕は、発達障害とわかってから、「どうやったら今の仕事を楽にできるか」「どうすればミスを減らせるか」といったことを真剣に考えるようになりました。

そんな僕にとって、今やAIツールは手放せないパートナーです。

この記事では、同じように発達障害に悩む方が、仕事や日常の中でAIをどう活用すればいいのか、具体的にお伝えします。

目次

なぜ発達障害とAIツールの相性がいいのか?

発達障害にはさまざまなタイプがありますが、僕のようにADHD(不注意型)とASD(対人の空気を読むのが苦手)が併発している人間にとって、仕事の中で困ることがたくさんあります。

たとえば、こんな悩みがあります

  • 会議中にメモを取りながら内容を理解するのが難しい
  • 誰かに相談したくても、相手の反応が気になってできない
  • 書類やメールの文章がうまく書けず、時間がかかる

こうした「ちょっとしたこと」が積み重なって、仕事が上手くこなせずやがて大きなストレスになってしまうんですよね。

でも、最近はAIツールをうまく使うことで、これらのストレスがぐっと軽減されるようになりました。

僕が実感したAI活用の効果ベスト3

ここでは、実際に僕が使っていて「これは本当に助かる!」と思ったAI活用法を3つ紹介します。

① 録音→文字起こし→議事録やマインドマップ化

困りごと

僕は音声情報を処理するのが苦手です。

聴力自体が悪いわけではなく、耳から音を聞いて情報の処理をするのに、人よりも多く時間がかかってしまうのです。

特に会議中、ファシリテーターをしながら話を聞いていると、資料を共有しながら話をしないといけない状況によくなります

  • 「何を決めたのか?」
  • 「どんな話が出たのか?」

これがまったく頭に残らず、整理できないないことがよくありました。

✅解決策

僕は、Teamsで会議をすることが多いので、会議を録音しておいて、後でAIに文字起こしをさせています

さらにChatGPTやWhimsicalのようなAIツールでマインドマップに要約すれば、あとから見返すだけで議事録が出来上がり、カンタンに記録を残すことが出来るんです。

自分の「耳で覚える力」ではなく、「視覚で整理する力」を活かすことで、会議内容の把握が劇的にラクになりました。

これは、僕が音による情報入力と処理を苦手とする一方、視覚による情報入力が得意なことが関係しています。

そちらの方が脳の負担が少なく、無理なく理解できるようになったのだと思っています。

② AIが「相談相手」になってくれる

困りごと

僕は他人に気を使いすぎてしまうタイプです。

悩みがあっても、相手の表情や声のトーンから深読みしすぎてしまい、言いたいことがうまく言えません。

それに、相手が忙しそうにしていると、相談するのも気が引けてしまいますし、「ヘタなことを聞くと怒るんじゃないか?」とかなり心配になってしまうことがあります。

ゆーさく
現実、怒ってくるヤツもいますしね

✅解決策

AIなら24時間365日、どんなことを聞いても嫌な顔ひとつせずいくらでも答えてくれます。

そして悩みや考えを書き出してAIにぶつけることで、自分の考えがどんどん整理されていく感覚があります。

たとえば

  • 「最近仕事がつらい。何がつらいのか一緒に整理して教えてください」
  • 「人間関係でモヤモヤしてる。原因ってなんだと思う?」

こうした対話を重ねていくと、自分でも気づいていなかった『本当の悩み』が具現化して見えてきます。

発達障害のある人は、頭の中が情報や感情でいっぱいになりがち。

一旦脳の外に出すことが大切です。

ゆーさく
AIは『脳の外付けメモリ』+『いつでも相談できるコンサルタント』です

③ 定型文や難しい文章を代わりに考えてもらう

困りごと

僕は、ビジネスメールや謝罪文など、「こう書くべき」という型が決まった文章をつくるのが苦手です。

『一般的にはどう返事をしたらいいのか?』 お恥ずかしながら僕にはあまりそういう一般常識が無いです。

それに、誰かに聞いても真面目に教えてくれる人もいないでしょうから・・・。

また、相手の感情を考えすぎて、文章がどんどん長くなったり、逆に言葉が出てこなかったりします。

ゆーさく
かけなくてもいいことに、エライ時間がかかってしまうのです

✅解決策

AIにお願いすれば、適切な文例を瞬時に提案してくれます。

  • 「お詫び文の例を書いてください」
  • 「相手を気遣う丁寧な表現にしてください」

必要なら、最後に自分用に少しアレンジするだけでOK。

根本から自分で内容を考えなくていいので、大幅な時間短縮になります。

「AIは人間の代わりにはならない」でも、サポートにはなる

もちろん、AIがすべてを完璧にやってくれるわけではありません。

まだまだ人間の域には達していない部分もあるのが事実です。

たとえば、微妙な感情のニュアンスや、人の心の機微、細かい仕事の判断などは、やはり人間である僕ら自身が最後の帳尻を合わせる必要があります。

でも、全体の5割くらいでもサポートしてくれるなら、大きなアドバンテージになるので、使わない手はありません。

発達障害のある僕らにとっては、余計なエネルギーを使わずに済むというだけで、日々のストレスは大きく減り、仕事のやりやすさが格段に向上します

ゆーさく
楽できるところは、どんどんしちゃいましょ!

発達障害のある人におすすめのAIツール

以下は、おすすめのAIツールです。 用途や目的に合わせて、使いやすいツールを選んでみてください

ツール名 主な機能 ポイント
ChatGPT 文章生成・相談・思考整理 何でもオールマイティでできる、まさに『AI相棒』
Notta(ノッタ) 音声の文字起こし 高精度な議事録作成に最適
Whimsical マインドマップ作成 視覚で整理したい人向け
Grammarly(グラマリー) 英文校正・文章アシスト 海外相手のやり取りに強い
Canva(キャンバ) デザイン補助AI

プレゼン資料や画像制作に便利

仕事でAIを使う時の実践方法が詳しく書かれた本もあります。

すぐに実践できる方法が分かりやすく書いてあるので、大変参考になりますよ。

まとめ ADHD+ASDの僕が仕事をラクにするためにAIを使い倒している理由

まとめ

・ADHD(不注意型)とASD(対人の空気を読むのが苦手)が併発している人間にとって、仕事の中で困ることがたくさんある

→仕事が上手くこなせず、やがて大きなストレスになってしまう。

AIツールをうまく使うことで、これらのストレスがぐっと軽減できる

 【使い方】

  ①議事録、マインドマップ作成

  ②相談相手

  ③定型文や難しい文章を考えてもらう

40代を過ぎて発達障害とわかったとき、僕は「もう人生終わりなんだろうか」と思った時期もありました。

でも今は、AIというツールの力を借りながら、自分の特性に合わせて働き方を工夫することで、前よりも働きやすくなり、心身への負担も軽減できたと思っています

AIは、僕らの代わりに働いてくれる『完璧な存在』ではありません。

でも、僕らが苦労をしなくてもいいように助けてくれる、『サポート役』としては最高の味方です。

発達障害があるからこそ、テクノロジーの力を存分に上手に借りて、無理ない働き方を模索していってほしいと思います。

~おわり~

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    この記事を書いた人

    東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

    40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

    発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

    学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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