みなさん こんにちは ゆーさくです。
僕は40歳を過ぎてから、ADHDとASDの傾向があると診断されました。
そのとき、自分の過去の違和感や失敗の多くが腑に落ちました。
そして、その一方で、これから社会の中でどう振る舞い、どう信頼を得ていくのかを真剣に考えるようになりました。
そして気づいたのが、「見た目」が思っている以上に大きな影響を与えているという事実です。
特に会社に発達障害のことをカミングアウトした私にとって、周囲の目は以前よりもシビア(厳しめモード)になったようになったと認識しています。
だからこそ、清潔感や服装には人一倍気を遣わなければならないと思うようになりました。
この記事では、僕が服装で意識している3つのポイントについて具体的にお伝えしたいと思います。
なぜ発達障害の人ほど「見た目」が重要なのか
発達障害のある人は、周囲から「ちょっと変わってる」と思われやすい傾向があります。
話し方が独特だったり、空気を読みにくかったり、表情やしぐさにズレがあったりと、本人が意図しなくても違和感を与えてしまうことがあります。
こうした 『見えないズレ』 を持っているからこそ、せめて 『見た目のズレ』は最小限に留めておきたい。
第一印象の大部分は見た目で決まると言われています。
特に仕事の場では、「見た目がきちんとしているか」は、その人に対する信頼感や安心感を左右します。
僕自身も、以前は服装なんて気にしていませんでしたが、「見た目がだらしないと、それだけで人から蔑まれ雑に扱われる」という現実に、何度も直面してきました。
だから今は、できるだけ「普通」に見えること、「違和感がない」ことを第一に考えて、服にも気を使って選んでいきたいと思うようになりました。
服の選び方で失敗しないために心がけている3つのこと
僕が、服選びで心がけていることを3つ紹介したいと思います。(※)
(※)シワが入っている、洗濯していなくて臭いが出る、破れたりほつれたりしている…
こういったことが無いことは大大大前提でお話をします。
① 奇抜さ=事故のもと
以前は、「自分らしさを出したい」「おしゃれしなきゃ」と思い、柄の入ったシャツや、明るい色の服、変わったデザインの服を着ていたこともあります。
でも、正直に言って似合ってるかは眉唾モノでしたし、周囲からも「どうしたの?ナニコレ(笑)」と聞かれることが多かったです。
オシャレをしていたつもりが、かえって「浮いて」しまっていたんです。
僕のように、顔立ちや体型が普通(なんなら普通以下)で目立たないタイプが奇抜な服を着ると、それだけで悪目立ちしてしまいます。
芸能人やモデルならともかく、一般人には難しいと感じました。
だからこそ、今は「普通の服」「地味な服」を選ぶようにしています。
② サイズ感とシルエットにこだわる
同じような服でも、「なんかダッセぇな」と思われる原因はたいていサイズ感にあります。
大きすぎるとだらしなく野暮ったくなり、小さすぎるとピチピチになって窮屈に見えてしまう。
僕は昔、ネットで服を適当に選んで買っていましたが、試着せずに選んだ服はほとんど失敗していました。
今は、実際にお店に赴き、自分の体型に合った服を選ぶようにしています。
服のサイズがジャストフィットになり、服のラインがきれいに見えるだけで、清潔感はグッと上がります。
③ ベースカラーは「無彩色+アースカラー」
色選びもとても大事です。僕は基本的に「黒・白・グレー・ネイビー・ベージュ・茶色」だけでコーディネートしています。
この6色があれば、どの色同士を組み合わせても大失敗することはありませんし、派手になりません。
オシャレだと思って取り入れていた、「明るい赤や黄色、柄物」は思い切って使わないことにしました
そのほうが、全体的に落ち着いた印象になり、「きちんとして見える」と言われることが増えました。
ゆーさく
「客観的な目」を借りる勇気
私は、服を選ぶとき、必ず家族(特に妻)にチェックしてもらうことにしています。
なぜなら、自分では「これでいい」と思っていても、他人から見ると
「なんか変」
「サイズが合っていない」
「その組み合わせは微妙」
と思われることがあるからです。
もちろん、人の意見をすべて鵜呑みにする必要はありません。相手の感性にも偏りはありますので。
ただ、自分一人の判断で突っ走らないためにも、客観的なフィードバックは貴重です。
最近では、オンラインスタイリングサービスもあるようです
プロの視点で服を選んでもらうことで、「自分にはなかった選択肢」を知ることができますし、自信も持てるようになります。
まとめ:服装は「中身」を守る鎧になる
まとめ
・発達障害である人ほど、服装にも「気を使う」必要がある
・失敗しないための3つのポイント
①奇抜さ=事故の元
②サイズ感とシルエット
③ベースカラーは無彩色+アースカラー
・自分一人の判断で突っ走らないためにも、他社からの客観的なフィードバックをもらう
見た目にこだわることは、発達障害を持つ自分にとっては「防御」であり「信頼を得る手段」です。
中身にディスアドバンテージがあるからこそ、見た目でマイナスを作らないように心がけています。
見た目を整えることで、自分にも少しずつ自信がついてきました。
そしてそれが、仕事や人間関係での安心感にもつながると感じています。
発達障害を抱えながらも、社会の中で前向きに生きていくために。
これからも、服装という「外見のスキル」を磨いていきたいと思っています。
~おわり~
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