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「清潔感」って結局なに?発達障害の僕が40代から見直した清潔感の出し方

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みなさん こんにちは ゆーさくです

僕は40歳を過ぎてから、自分がADHDとASDの両方を併せ持っていると知りました。

学生時代や社会人になってからも、なんとなく人間関係でつまずくことが多かったけれど、その原因が発達障害の特性によるものだったと気づいたのは、ここ数年前のことです。

発達障害を持っていると、ただでさえ誤解をされやすいという実感があります。

「なんか付き合いにくい人だな」

「だらしない人なんじゃないの?」

・・・と、外見や雰囲気にちょっとマイナスがあるだけで、強烈な悪い印象を持たれてしまうことがある。

だからこそ、僕は「外見や見た目の印象」に、もっと気をつかおうと思いました

まず意識したいのは、「清潔感」。

でも、この「清潔感」って実はとても曖昧な言葉。

今回は、清潔感の正体と、発達障害のある人でもできる清潔感アップのコツを、僕自身の視点でまとめてみました。

目次

なぜ「清潔感」が大切なのか? ── 外見が与える印象の影響力

人は見た目が9割である

人は見た目が9割、という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

実際、心理学では第一印象の大半は「視覚」からの情報で決まると言われています。

つまり、「この人なんか良さそう」と思われるか、「関わりたくない」と思われるかは、実際の中身よりも先に、見た目で判断されているということなんです。

特に発達障害があると、

  • 表情が硬い
  • 無意識に目を合わせない
  • 話し方がぎこちない

といった特性から、初対面で「なんとなく違和感」を持たれやすい傾向があります。

そこに、服装や髪型など見た目の印象が悪い要素が加わってしまうと、さらに距離を置かれてしまう可能性が高くなってしまいます。

だからこそ、見た目や外見で損しない工夫がとても大事なんです。

「清潔感」とは何か? ── 意外と知られていない、その正体

見た目や外見を整える上で、最も重要なのは、「清潔感」だと言われています。

実際に色々な雑誌を見ると、「清潔感が大事」とか載っています。

また、女性が好みの男性の特徴を挙げる際、「清潔感がある人かな」と答える人が多いですよね。

ただ、この「清潔感」という言葉-

なんだかあいまいで、良くわからない言葉だと思いませんか?

文字だけ見ると「清潔=清潔感」と思いがちですが、実際には少し違います。

清潔感とは、「実際に清潔かどうか」ではなく、「相手に不快感を与えない、きちんと整っている印象」を指すんです。

  • 僕は、毎日お風呂に入っているから不潔じゃないです
  • 洗濯した服を毎日来ています

⇒だから、清潔だよね?

この認識は、間違いです(というより、これらは『大前提』のマナーですね)

実際に清潔かどうかは2の次で、大切なのは、「ちゃんとしているように見えるかどうか」

つまり、実際の清潔さ以上に、「どう見えているか」が問われているんです。

清潔感を構成する6つのポイント

清潔感を出すために、押さえておきたい「清潔感を構成する6つのポイントがあります」

意識すべきこと
髪型 伸びすぎていない。整っている。フケが出ていない
服装 シワやヨレがなく、サイズが合っている。色使いがまとまっている
脂や乾燥が目立たず、清潔感のある印象
匂い 汗臭や口臭がない。柔軟剤や香水は控えめ
ヒゲ・眉毛 手入れがされている。剃り残しやボサボサはNG
靴・カバン 汚れていない。くたびれていない。最低限のメンテナンスをしている

これらは、清潔感を出すためには押さえておかなくてはいけないポイントです。

逆に、ここを意識して重点的に改善すれば、比較的短時間で「清潔感」を出すことができます

清潔感を出すための実践ポイント5選

それでは、「清潔感」を出すために、実際に行うと効果が高い実践ポイントを5つご紹介します。

① 髪は「月1ルール」で管理する

数か月間髪をほったらかしにして、ボサボサになってきてから切るという人も、結構多いんじゃないかと思います。

髪型は、その人の印象を大きく決める重要なファクターです

ボサボサの髪は、第一印象を大きく損ねます。

なので、髪はこまめに切って整えたほうがいいです。

「前髪が伸びて目にかかってきたら切ろう」ではなく、「1月で切る」と決めて、ルーチン化するのが効果的。

また、発達障害の人はついつい美容院や散髪屋の予約を忘れ、後回しにしがちです。

Googleカレンダーなどに、美容院の予約をルーティンワークとして入れておきましょう

ゆーさく
髪がボサボサだと、それだけで不潔な感じがするし、顔も相対的に大きく見えてしまいます。

② 服装は「制服化+ルーチン洗濯」で整える

毎朝、服選びに迷ってバタバタしてしまうのは、ADHD的にもストレス。

シンプルな服を3〜4セット用意して、「仕事用・休日用に分けた制服化」がおすすめです。

色合いも、白・黒・グレー・ネイビーあたりをチョイスしておくと、使いやすくてカンタンに恰好が付きます。

加えて、服のしわ・匂い・色あせを防ぐために、「毎週決まった日に洗濯+アイロンをする」と決めてしまうのがいいです。

ゆーさく
シワになりにくいシャツも、楽チンでおすすめです。

③ 匂いケアは「無香タイプの制汗剤」でOK

発達障害のある人は、自分の体臭や加齢臭に気づきにくいことがあります。

ついつい、匂いをごまかすために「フローラルの香り」とか「シトラスの香り」などの、いい匂いの制汗剤を使ったりしてしまいますが・・・

これは、むしろ匂いが混じって逆効果です

ゆーさく
自分の汗のにおいと制汗剤のにおいが混じって、何とも言えない変なにおいになります

なので、「香りでごまかす」のではなく、無香タイプの制汗剤や、ミョウバン入りの消臭スプレーを活用しましょう。

夏は特に、朝にケアするだけで一日中快適に過ごせます。

④ 靴とカバンも意外と見られている

服装だけでなく、靴やカバンの状態も、見た目の印象を大きく左右します。

どんなに服がきれいでも、靴が汚れていたり、カバンがくたびれていたりすると、全体が「だらしない印象」になってしまうことも。

靴は、週に一度でいいので、表面のホコリや汚れをサッと拭くだけでも清潔感が保てます。

手入れをしていると、小さな傷やカカトのすり減りにも気づけるので、買い替えのタイミングも判断しやすくなります。

また、カバンも同様に、知らないうちに角がすり減ったり、型崩れしていたりするものです。

「ちょっと古くなってきたかも」と感じたら、思い切って新調を検討してみましょう。

見た目の印象がぐっと引き締まりますよ。

⑤ ヒゲと眉毛の「2日に1回ケア」を習慣に

ヒゲが伸び放題だったり、眉毛がボサボサだったりすると、無意識のうちに「清潔感がない」「だらしない」と見られてしまうことがあります。

でも、これって、ちょっとした習慣で印象を大きく変えることができるんです。

たとえば――

2日に1回、たった5分だけ「顔まわりの手入れ時間」をつくる。

それだけで見た目の印象がグッと良くなります。

眉毛は、眉用のはさみや電動シェーバーを使えば、簡単に整えられます。

長さを揃えたり、はみ出した毛をカットするだけでも、目元が引き締まって見えます。

ヒゲは、電動シェーバーでざっと剃るだけでは不十分なことも。

特に、うっすら生えている産毛のようなヒゲは剃り残しやすく、清潔感が損なわれがちです。

そこでおすすめなのが、電動シェーバー + T字カミソリの「ダブル使い。」

細かい部分はT字で仕上げることで、より丁寧に剃ることができます。

カミソリやシェーバーを使ったあとは、肌が敏感になっている状態。

化粧水や乳液で保湿して、カミソリ負けを防ぎましょう。

肌が整うと、清潔感だけでなく健康的な印象もプラスされます。


以上5点は、比較的簡単で効果の高い「清潔感アップ」の方法です。

自分のできるところから、意識してみて取り組んでみてください

まとめ 発達障害の人の清潔感の出し方

まとめ 

・なぜ発達障害の人ほど、より「清潔感」が必要なのか?

→発達障害の人は初対面で「なんとなく違和感」を持たれやすい傾向がある

→見た目や外見で損しない工夫がとても大事

・最も重要なのは、「清潔感」である

→実際に清潔かどうかは二の次 大切なのは、「ちゃんとしているように見えるかどうか」

・清潔感を出すための実践ポイント5選

 ①髪は「月1ルール」で管理する

 ②服装は「制服化+ルーチン洗濯」で整える

 ③匂いケアは「無香タイプの制汗剤」でOK

 ④靴とカバンも意外と見られている

 ⑤ヒゲと眉毛の「2日に1回ケア」を習慣にする

僕自身、ADHD+ASDであることがわかってから、ようやく「見た目」にも意識が向きました。

昔は、髪も服も気にせず、「人間、中身が大事だよね」と本気で思っていたんです。

でも今は、見た目で誤解されないようにすることも、自分を守る立派な手段だと考えるようになりました。

それには、何よりも「清潔感」が出せるかどうかが大事です。

いきなり完璧じゃなくていい。

でも、ちょっとの工夫で、「この人ちゃんとしてるな」と思ってもらえるだけで、職場でも、社会でも、生きやすさは少しずつ変わっていくはずです。

ゆーさく
生きやすくするために、「清潔感」を身に着けてみませんか?

~おわり~

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    この記事を書いた人

    東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

    40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

    発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

    学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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