みなさん こんにちは ゆーさくです
このブログで重ね重ねお伝えしている事ですが、僕は40代を過ぎてから発達障害(ADHD+ASD)であることが診断されました
それまで「ちょっと不器用なところがあるけど、まぁ個性だし、努力してなれていくしかないのかな」と思っていた自分の性格や苦手なことに、はっきりと「障害」という名のラベルが付き、生きていくことになったのです。
診断を受けたときの気持ちは、正直に言うと「頭が真っ白になった」というのが一番近いです。
ですが今は、その事実を受け入れ、これから先をどう生きるか、自分なりに悩み模索している最中でございます。
この記事では、診断を受けてからの葛藤や、発達障害と共に働き続けるために考えていること、そして将来への備えとして副業や自分磨きにどう向き合っているのかを綴っていきます。
「今さら発達障害?」──診断時の衝撃と身の振り方
「今さら発達障害だと?」 どうしようか?
40代で発達障害と診断されるというのは、想像以上の衝撃(インパクト)です。
思えば、子どものころから発達障害の特性に苦しめられ、上手くいかないことばかりでした。
- 集中力が無い
- 忘れ物や失くし物が多い
- 興味のないことにはやる気が出ない
そんな経験が積み重なっていたにもかかわらず、大人になるまで自分が『発達障害』と診断されるとは思ってもいませんでした。
実際に病院で、ADHD(注意欠如型)とASD(自閉スペクトラム症)の傾向があると告げられたとき、心の中で「なんでこのタイミングで発覚したんだ・・・ そりゃないよ」という声が響きました。
しかし、診断がついたことで、自分の生きづらさの“原因”がわかり、妙に納得した部分もあったといいいますか・・・
少しだけ気持ちが楽になったのも事実です。
職場に打ち明けるという選択
診断後、最も僕が頭を悩ませたのは「障害があることを職場に言うべきかどうか」でした。
散々悩みぬいた結果、僕は上司に正直に打ち明ける選択をしました。
理由は、周りに自分の特性を隠したまま、あの仕事を続けることはとても出来ないと思ったから。
自分の努力だけではどうしようもない苦手な事や環境に対し、身体への負担が大きい発達障害者用の高額な薬を飲み続け、ダマしダマし対応する…
これって、何かが間違えているような気がしたんです
- 「ミスの理由を言い訳にしか思われなかったらどうしよう」
- 「周囲に腫れ物扱いされたらどうしよう」
- 「最悪、クビになるかもな」
そんな不安もありましたが、結果的に上司は話をきちんと聞いてくれ、他のチームに移るという配慮をしてくださいました。
現在は、比較的負担の少ない業務を任されるチームに異動し、無理のない働き方をさせてもらっています。
それでも不安は消えない。「いつまで今の仕事を続けられるのか?」
「いつまで今の仕事を続けられるのか?」
「働きやすくなり、元気に働けるようになったんだから、めでたしめでたしじゃないか…」
こう思いたいところですが、心の中の不安が完全になくなったわけではありませんでした。
僕が働いているのは、製造業の現場。
世の中の景気に大きく左右されやすい業種です。
製造業の世知辛い現実
- コロナショック
- 半導体不足
- 国際的な関税政策(トランプ政権の影響など)
こうした外的要因によって、会社の売上は大きく落ち込み、昨今も定期的に早期退職の募集が行われています。
実は今僕が担当している業務も、過去に早期退職を勧告され退職された人がやっていたポジションと仕事です。
その担当者がいなくなり、対応する人が不在だから、部としての優先度を下げられ、活動をしていなかった仕事・・・。
つまり、「必要な業務ではあるけど、最悪その担当がいなくても何とかなる仕事」と位置づけされている可能性が高いんです。
- 発達障害を抱えていることで、「高コストの割にパフォーマンスが低い人材」と見られてるんじゃないか──
- 会社が傾いてきたら、真っ先に要らなくなる人材だよな──
そんな恐怖心が、いつも頭のどこかにこびりついていて、不安に襲われることがあります。
「組織で働くこと」に限界を感じていた
それと同時に、自分の特性を振り返ると、やはり僕は「組織で働くこと」に向いていない人間なんだと感じます。
ゆーさくの苦手な事
- 雑多な業務を同時並行で進めるのが苦手
- 暗黙の了解や空気を読む文化に疲れる
- 静かな環境で、一人で集中する方が成果が出やすい
そんな性質の僕にとって、決められた時間に、決められた場所で、常にペースが乱され誰かと足並みを揃えて働くことは、かなりのエネルギーがいる。
僕は、こうした働き方がトコトン向いていないという確信が、日に日に強くなっています。
これからの自分を守るために「副業」「自分磨き」を続けていこうと思う
こうした不安や気づきを受けて、僕は、今の仕事を続けさせてもらいながら、少しずつ「会社に頼らなくても生きる力」をつけていこうとしています。
具体的には、次のようなことを始めています。
ブログ運営
自分の経験や学んだことを発信することで、同じように悩む人の力になりたいと思い、このブログを開設。(当ブログです)
アフィリエイト収益化や、このブログを通じてお仕事を請け負うことも視野に入れています。

スキルアップ
- Webライティングやマーケティング
- エクセルの高度な使い方や
- 発達障害のセルフマネジメント術
今の自分に必要な知識を学び直しています。



自分磨き
- コミュニケーションスキルを高めるため、人と話す機会を多くする
- 振る舞いや所作を変え、ノンバーバルを身に付ける
- ジムで身体を鍛え、心身共に強くなる
発達障害があったとしても、努力次第でより良い人間になれることは出来るはず。
そしてなにより、自分の身を守るために強くならないといけない…
そう信じて、「自分磨き」を続けています。
40代を過ぎて発達障害が発覚する…
これは、正直かなりしんどいです。 人生割とハードモードになったと考えています。
でもそれは、「自分のこれからの生き方を見直す、いい機会を天から頂いた」とも思っています。
発達障害と診断されたからといって、人生が終わるわけではありません。(・・・てゆうか、終わらせるわけにはいかない)
むしろ「自分の特性に気づけたこと」で、生きやすくなるヒントが見えてきたと今は思うようにしています。
- 苦手は、工夫や仕組みで補える
- 得意は、磨けば武器になる
- 働き方は、決して一つだけじゃない (環境を変えることも大切)
今まで『周囲に合わせ常識的に忍耐強く生きること』が社会人として当たり前のことだと思っていたけれど・・・
これからは今の仕事を続けつつ、『自分に合わせた働き方』を模索していくフェーズなのかもなと思っています
時間はかかるかもしれないし、不安や孤独としばらく隣り合わせなのかもしれないけれど。
発達障害があっても、自分を知り理解し、行動することで、人生はいくらでも軌道修正できると信じたいです。
一歩ずつ、自分らしい道を探していきたいと思っています。
まとめ 40歳過ぎてADHD+ASDと診断された僕が、これから先どう生きていこうか?
まとめ
・40代を過ぎてから発達障害(ADHD+ASD)であることが診断
・素直に障害があることを会社に伝え、チームを移籍させてもらう合理的な配慮をもらえた
→「いつまでこの状態で仕事が続けられるか、分かったもんじゃない」
・今の仕事をしっかりこなしつつ、副業・スキルアップ・自分磨きを粛々と続けていく
発達障害があるとわかり、その点を配慮してもらいながら、今は元気に働かせてもらっています。
けれど、正直に言えば・・・
この状況がいつまでも続けられるとは思っていません。
もし会社から「もう必要ない」と言われてしまったら、その時は潔く受け入れるしかない。
発達障害が原因で心や体に不調が出て、それが自分の努力ではどうにもできない
このことが分かった時点で、



そんな覚悟は、実は心のどこかで、すでにしていたのです。
それでも、障害がある僕に対して、すぐに解雇することなく役割を与えてくれた今の職場には、心から感謝しています。
だからこそ、今の仕事にしっかり取り組みつつ――
副業、スキルアップ、自分磨きを着実に続けていく。
この努力を積み重ねていけば、きっと人生は少しずつでも、良い方向に変えていける。
僕は、本気でそう信じています。
~おわり~
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