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【書評】脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』を紹介します

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みなさん こんにちは ゆーさくです

今日は、最近読んだ本が面白かったので、ご紹介したいと思います。

本のタイトルはこちら

Testosteroneさん((1) Testosterone(@badassceo)さん / X)著書

『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』です。

脱・自責思考 マンガでわかる 我慢しない生き方
created by Rinker

この本は、発達障害者向けの本というわけではないのですが・・・

読んでいて勇気がもらえるし、明日を前向きに元気に生きるために必要な考え方が満載の本なので、ぜひ読んでほしいと思いました。

本日の記事は、この本について解説をしたいと思います。

この記事で分かること

・『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』内容

・参考にしたい考え方 3選

目次

『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』 紹介

この本は、ズバリー

自分が悪いのではないか?と自責してしまいがちな人のために書かれた、『脱・自責本』です

『脱・自責思考』のすすめ

突然だが、聞かせてほしい

今、あなたは『自責』していないか?

ハラスメント、いじめ、仲間外れ、嫌がらせ、貧困など・・・人生でつらい思いをするたびに

「自分に原因があるのかな……」

「自分が悪いから改善しないと……」

とか思っていないか?

そんなあなたに伝えたいことがある。 それは

あなたは何一つ悪くない可能性があるんだぜ! ってこと

まじめでやさしい人は自分に原因があるに違いないと思って自責してしまう事が多いんだけど、そして、日本には圧倒的にそのタイプが多いと感じているんだけど、実は、自責の前にやっておいたほうがいいことがあるんだ。

それが、『他責』だ

何も、ありとあらゆることを他人のせいにしろって言っているわけじゃない。

だが、自分が悪いに違いない……と思い込んでしまう前に、

おかしいのはヤツらなんじゃないか?

狂っているのはこの世の中なんじゃないか?

と、疑ってみる姿勢は絶対に持っておいた方はいいと俺は思っている。

だって、あなたが自責しているたくさんの事例、悪いのはあなたじゃなくて、あなたの周りのヤツらかもしれないんだぜ?

自分が悪くないのに自責して自信を失ったり、自分のことを嫌いになってしまっていたとしたら、それってすごくもったいなくて悲しいことだよね

俺は、本人が悪いわけでもないのに自責している人を見ると、声を大にして言いたくなる。

自分を責める前に、世界を疑え!

引用:『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方 』

この冒頭、思わずハッとさせられませんか?

まじめで、やさしくて、一生懸命な人ほど、「自分が悪いのかも……」と考えてしまいがちです。

でも、それって本当に、あなたが悪いんでしょうか?

僕自身、発達障害グレーゾーンという立場もあって、仕事や人間関係でうまくいかないことがあると、

  • 「自分のせいだ」
  • 「僕が悪いのでは」

こう感じてしまっていました。

でもこの本は、そんな僕のようなタイプに「ちょっと待った! そうじゃねぇぜ」をかけてくれる一冊です。

「自責」から抜け出すヒントがここにある

日本では、

  • 「他人のせいにするのはダメ」
  • 「まず自分を変えろ」

こういう空気が根強くありますよね。

でもその結果、理不尽なことに対しても自分を責め続け、自信を失い、自己肯定感が削られていく……。

そうやって苦しんでいる人、たくさんいると思いませんか?

そうやって苦しんでいる人にこそ、手に取ってほしい。

この本は、そんな思いで綴られている『脱・自責本』です。

しかも、マンガの挿絵もあってでテンポよく読めて、クスッと笑える要素も満載。

読みやすいのに、心の奥に刺さる言葉がたくさん詰まっています。

『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』 タメになったところ 3選

それでは、僕が個人的にタメになったところを3選ご紹介いたします

①うつ病やパニック障害が甘え?寝言は寝て言え!

「うつ病は甘え」

「パニック障害を言い訳にするな」

なんて言葉を聞いて、胸が締め付けられるような思いをしたことはあるかな?

そんな発言はシカトでいいよ。

そんな発言をしちゃう人たちは、他者の痛みを理解する能力が欠如している最低の野郎だ。

だから、どうか自分を責めないでくれ。

そして、冷たい言葉を受け入れないでくれ。

うつ病やパニック障害は、決して甘えでもいいわけでもない。いつ何時誰がなってもおかしくない病気だし、あなたが感じている苦しさやつらさは正当なものだ。

正当どころか、うつ病やパニック障害を抱えながらも懸命に生きていること、それ自体が素晴らしいことだ。

だから、何を言われても貸す必要はないからね。

あなたは素晴らしい。あなたは素敵だ。

「うつ病」や「パニック障害」という病は、いまだに甘えや言い訳と捉えられてしまうことがあります。

そして、それは発達障害も同様だと思います

なりたくてなったわけではないし、決して努力で治すことはできないのに・・・

周りから、冷たくて心無い言葉を浴びせられることもあります。

Testosteroneさんがおっしゃっているように、そんな発言を平然とやっちゃう人たちは、他者の痛みを理解する能力が欠如している最低の野郎です。

自分を責めるのをやめましょう。

そんな周囲の言葉は、受け入れないようにしましょう。

そんな状態でも、懸命に生きていることはとても素晴らしいこと。

「発達障害は甘え? 寝言は寝て言え!」の精神で行きましょう

②人生は常に圧倒的強気で行くのだ

死ぬ気でやるな。殺す気でやれ。

「嫌われるのが怖い・・・」ではなく「自分の良さを理解できないセンス悪いヤツはどうでもいい」というマインドを持て。

「嫌がらせが怖い・・・」ではなく「倍返しにするぞ、ボケ」というマインドを持て。

人生は常に強気でいけ。 弱気など不要。 強気だ。 圧倒的強気で行くのだ!!

大丈夫、あなたならできる! 絶対にできる! あなたに足りないのは強気だけだ。

強気になった瞬間に本来の力を120%使えるようになってすべてがうまくいくぞ!

気合い入れてやっていこうぜ!

読んでいて、思わずシビれました。

この本の中でも、特に心に突き刺さった一節です。

「強気でいけ」なんて、これまでの人生で誰に言われたことがあったでしょうか。

むしろ、「もっと謙虚に」「波風立てるな」「我慢しなさい」

――そんな言葉ばかりを浴びてきた気がします。

発達障害を抱えていると、周囲に合わせきれなかったり、空気が読めなかったり、何かと『迷惑をかけている側』と見られがちです。

だからこそ、

  • 「嫌われたくない」
  • 「目立たないようにしよう」

・・・と、どんどん弱気になっていく。

でも――
その『弱気』こそが、周囲から雑に扱われてしまう原因かもしれない

最近そう思うのです。

僕自身、発達障害のグレーゾーンとして生きてきました。

そのなかで

  • 「この人、明らかに見下してきてるな」
  • 「雑に扱われているな」

と感じた場面が何度もあります。

最初は、「自分の努力が足りないのかな」とか、「もっと空気を読めるようにならなきゃ」と思っていたんですが……

あるときふと、自分の「弱さ」が、相手にとって格好のターゲットになっていたのかもしれないと気づいたんです。

人は、自分より弱そうな人間には強く出ます。

そして、いじめやパワハラをする人ほど、「こいつは反撃してこない」と判断した相手には平気で攻撃してくる。

だからこそ必要なのが、「圧倒的な強気」です。

心の中に、「圧倒的強気」を飼いましょう。

③いい気分=現金である

一緒にいて気分の悪くなる人とは関わらないようにしようね。

気分って超大事だよ。

気分よく過ごすのが人生の目的といっても過言じゃない。

人はいい気分になるために、お金を払ってモノを買ったり旅行したりする。

そう、いい気分は有料なのだ

つまり、いい気分を害してくる人はあなたの財布からお金を抜き取っているも同然なのだ。

許したらダメ。

いい気分泥棒との縁を切るだけで人生は100倍楽しくなるよ。バッサリいっちゃいましょう。

いい気分で過ごしていれば、いい気分の人たちが寄ってきて、いいことばかり起こります。

運気を上げたかったらいい気分を死守してください。

いい気分でいるだけで人生は最高にうまくいきます。

気分って、本当に大事だったんですよね。

  • 無理して会話して、終わったあとにどっと疲れて、自己嫌悪までセットでついてくる。
  • こちらの気分を害するようなことばかり言ってくる人と、関わらなきゃいけない


そんな経験、きっと多くの人にあるんじゃないでしょうか。

でもこの本を読んで、「いい気分は『有料』なんだ」という言葉に、ハッとさせられました。

僕たちは、気分を上げるために、好きな音楽を聴いたり、おいしいものを食べたり、旅行に行ったりしますよね。

それって全部、『お金を払って手に入れている価値』なんです。

そんな「いい気分」を、平気で踏みにじってくる人がいたとしたら?

それはもう、『財布からお金を盗まれている』ようなもの。

そいつらは、もう窃盗犯となんら変わらないですよ。

だったら、その関係はスッパリ切っちゃっていいんです。

むしろ、切ったほうが人生は確実に軽くなる。

僕も、気分を害されるたびに「自分も悪いのかも」と自責してしまう癖がありました。

でもこの本を通して、「そもそも関わる必要のない相手だったんだ」と気づかされ、気持ちがグッと軽くなりました。

・苦手な人や感じの悪い人との無理な付き合い

・SNSでのネガティブなやり取り

・自分を否定してくる職場の空気

こういったものから少しずつ距離を取っていくうちに、本当に「いい気分の人たち」が寄ってくるようになった感覚があります。


自分の心を守り抜き、発達障害に負けずに生きていくためには、支えになる言葉やフレーズが必要になります。

紹介した上記3つは、発達障害の人が生きていくうえで、ぜひ心にインストールしておきたい考え方です。

少しずつでもいいので、参考にして自分の考え方に刻み込むようにしてみてください。

まとめ 『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』

まとめ

『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方 』

→自分が悪いのではないか?と自責してしまいがちな人のために書かれた、『脱・自責本』

【参考になったところ 3選】

 ①うつ病やパニック障害が甘え? 寝言は寝て言え!

 ②人生は常に圧倒的強気で行くのだ

 ③いい気分=現金である

『脱・自責思考 マンガで分かる我慢しない生き方』は、「自分なんて……」とつい自分を責めてしまう人の心に、優しくも力強く響く一冊です。

読むだけで、自分の人生を自分の手に取り戻すきっかけになります。

発達障害を持つ人間の観点から、タメになる個所をご紹介しましたが・・・

もちろん発達障害ではない人にも、おススメできる本です。

もし、今自分を責めてつらい日々を送っているのであれば―

ぜひこの本を読んでみてください。

ゆーさく
Testosteroneさん、素敵な本をありがとうございました

脱・自責思考 マンガでわかる 我慢しない生き方
created by Rinker

~おわり~

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    この記事を書いた人

    東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

    40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

    発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

    学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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