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【ライフハック】発達障害の人 作業環境は広く、仕事道具は大きいものを使うべし

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みなさん こんにちは ゆーさくです

発達障害の人向けの、ライフハック内容の記事を書いてみようかと思います。

今回のテーマは、「発達障害の人は、作業環境は広く、仕事道具は大きいものを使うべし」です

発達障害の人はもちろんのこと、定型発達(発達障害ではない人)にも、転用が可能なライフハックだと思いますので、是非参考にしてみてください

目次

発達障害の人は、「作業環境やモノは広く、仕事道具は大きいものを使うべし」その理由

発達障害の人は、短期記憶の力が弱く、ワーキングメモリーが少ない人が多い

発達障害の人によくある特徴として、「短期記憶の力が弱く、ワーキングメモリーが少ない」ということが挙げられます

これは、僕もメチャ当てはまるんですが、この短期記憶能力が弱く、ワーキングメモリが少ないと、日常生活や仕事でとても不便なことが出てきます

  • モノを良く無くす
  • 業務の切り替え マルチタスクが苦手
  • 指示や内容を覚えていられない
  • 作業やタスクの抜け漏れが発生する
  • パソコンのファイルを複数開いて、切り替えるのが苦手

短期的にものを覚えておくことができないというだけで、こんなにも困ったことが出てきてしまうのです。

この短期記憶力やワーキングメモリは、日々の生活改善やトレーニングで、ある程度鍛えることが出来る…という諸説もあるようなのですが…

今のところ、有効な方法は見つけられていないし(少なくとも僕は)、なにより鍛えるためにはかなりの時間が必要になります。

ハッキリ言って、僕ら発達障害持ちの「短期記憶能力&ワーキングメモリ関連の困りごと」って、緊急性の高い問題です。

「そんな悠長なことやってらんない! 今すぐ何とかしてちょーだいよォォ!」というのが本音であり、地道に鍛えるという方法はあまり現実的ではない。

なので、何とか対策をするというのが、一番手っ取り早くて現実的な方法であると僕は考えます

作業環境は広く、仕事道具は大きいものを使うべし

「短期記憶能力やワーキングメモリが弱い」という特性への具体的な対策として、「視覚的な補助を使って、頭で覚える必要を減らす」というアプローチが有効です。

「覚えておく…ということが苦手であるならば、そもそも覚えなければいい」という発想です

そして、作業環境は広く、使う道具は大きいものを使うように意識すると、この「覚えておく」という脳の負担が格段に減らせるんです

僕も、発達障害であることが発覚する前から、作業環境にこだわったり、ノートやメモを使ったり、デュアルディスプレイを使ったりはしていました。

でも、この作業環境や仕事道具の大きさや広さを意識するだけで、自分のパフォーマンスに多大な影響を及ぼすということを、自覚していませんでしたね。

発達障害持ちのゆーさく 作業環境や仕事道具 紹介

それでは、僕が「短期記憶能力やワーキングメモリが弱い」という特性に対して、対策した作業環境や仕事道具を一部紹介します

①自宅のデスク

借金玉さん(借金玉(@syakkin_dama)さん / X)著の、「発達障害サバイバル」という書籍で、デスク周りを紹介してくれていたのですが・・・

僕の自宅のデスクは、この考え方を大いに参考にさせてもらっています。

引用:『発達障害サバイバルガイド』 借金玉

※身バレのため、実際の僕のデスクの全体像の写真を掲載できないのが申し訳ないですが

【自宅のデスク ポイント】

  • ゆったりと大きめのデスクを用意
  • PCスペースと作業スペースを分ける
  • モニターを複数台置けるようにする
  • 必要なもの「一手」で手が届く

    作業スペースの大きさ&広さはそのまま脳のメモリの大きさに直結します。

    狭いと、色々な作業をすることが出来なくなってしまうんです。

    PCを使ってキーボード入力やマウス操作をするエリア、ノートやメモなどの紙ベースの事務作業を分けることで、作業性が格段に向上しました

    それから、PCモニターを複数置けるようにしています。

    後述しますが、モニターで複数のファイルが見れるかどうかが、作業性に大きく影響するので、モニターを複数置けるようになっているのも、めちゃくちゃ重要。

    また、モニター台を作って、下に仕事に必要な道具類を格納しておき、必要な時にサッと一手で取り出せるようにもしました。

    「あれ、どこいったっけ?」とモノを探す時間が極端に減りましたし、椅子から腰を上げることなく一手で取り出せるのが、ストレスが無くて良いです。

    モニター

    デスクの広さと同じくらい、PC作業においてモニターの広さ&大きさは重要です。

    特に発達障害を持つ僕にとって、モニターを改善することは作業効率を上げるカギになりました。

    本業では、エクセルファイルを複数開きながら書類を作成したり、副業では参考資料を見ながら文章をタイピングすることが多いです。

    しかし、僕のように短期記憶やワーキングメモリが弱い場合、作業が滞ってしまう場面が少なくありません。

    ファイルやタブを頻繁に切り替える必要があると、「あれ、どこに何を書いてたっけ?」「次は何をするんだっけ?」と頭の中が混乱してしまうんですよね。

    そこで思い切って、ワイドモニター+サブモニターを導入してみました。

    これにより、モニターがノートPCの約3画面分の広さになりました。

    結果、複数のファイルを同時に並べて表示できるようになり、タブの切り替えをしなくても済むように。

    これが本当に快適で、脳への負担が大幅に減ったのか、迷うことなく作業を進められるようになりました。

    モニター環境を整えることが、ここまで作業効率に影響するとは思っていませんでしたね。

    ノート

    発達障害を持つ人は、頭の中で物事を整理するのが苦手なことが多いです。

    そのため、紙やノートに書き出すということが非常に有効になります。

    スケジュール管理やタスクの整理、メモ取りや考えの整理に、僕はA5サイズのノートをメインで使っています。

    ノート活用のポイント

    ・A5ノートを2冊用意し、システマティックノートでまとめる。

     1冊目:スケジュール&タスクの書き出し+メモ用。

     2冊目:アイデア出しや覚えておきたいノウハウの記録用。

    ・スケジュール&タスクのノートは、「1日1ページを見開きで使う」ダイナミックなスタイル。

    以前は、小さいミニノートだけでスケジュール管理やメモを取っていました。

    けれども、書き出すスペースが狭く、仕事の内容に合わなくなってきたため、A5サイズに切り替えることにしました。

    A5サイズのノートを選んだのは、以下のポイントからです:

    1.見開きでA4サイズになる

     プリンタで印刷したA4資料を貼り付けやすい。

    2.適度なコンパクトさ

     持ち運びしやすく、机の上でも広げやすい。

    3.十分な書き込みスペース

     スケジュールやタスク、考えをじっくり書き出せる。

    このバランスが絶妙で、発達障害を持つ僕の「頭の中のごちゃごちゃ」を整理するのにピッタリでした。

    小さいミニノートは今も使っていますが、用途を限定して、出先や移動中、立ち仕事のときにサッとメモを取るための補助ツールとして活用しています。

    このミニノートにはメモ付箋を仕込んでまして、後でメインのA5ノートに簡単に転記できるようにしています。

    この小さな工夫も効率アップにつながりました。

    「作業環境は広く、仕事道具は大きく」のすさまじい効果

    今回ご紹介したライフハック、正直なところ「どこかで聞いたことがある」内容かもしれません。

    モニターを増やす、大きいノートを使うといった工夫は、特に目新しいものではなく、以前から言われている定番の方法です。

    でも、本当に重要なのは、「それを実際に意識して取り入れるかどうか」だと思います。

    僕自身、これらのライフハックはもちろん前から知ってはいました。

    実際に取り入れるまでは、「まあ、有利にはなるんだろうけど・・・そこまで劇的に変わらんでしょう」とどこかで思っていましたね。

    けれども、いざ実践してみると、その効果は想像以上ですさまじかった。

    作業環境を広くし、仕事道具を大きくするだけで、日々の仕事やタスクの進め方が驚くほど楽になりました。

    頭の中が整理され、余計なストレスが減り、結果的に集中力や作業効率が劇的に向上しました。

    僕がこの記事を通して一番伝えたいのは、これらの方法を実際に試してほしいということです。

    確かに特別なテクニックや最新技術ではありません。

    だけど、「知っている」ことと「やっている」ことでは、大きな差があります。

    作業環境や道具に投資することは、実は自分自身に投資することにもなります。

    発達障害を持つ僕のような人間にとって、それは単なる便利さ以上の効果をもたらしました。

    まとめ 発達障害持ちの人は「作業環境は広く、仕事道具は大きいものを使う」べし

    まとめ

    ・発達障害の人は、「作業環境やモノは広く、仕事道具は大きいものを使うべし」

    ・「短期記憶の力が弱く、ワーキングメモリーが少ない人」が多いから

    →「視覚的な補助を使って、頭で覚える必要を減らす」というアプローチが有効

      ①デスクは広くする

      ②PCのモニターは広くて、大きいものを複数個用意する

      ③ノートは大きいものを使う

    今回ご紹介したことは、ごく当たり前で手垢のついたライフハックです。

    でも、当たり前のことだからこそ、実践すると「うおっ、こんなに違うのか」と気づけるはずです。

    頭で理解するだけでなく、実際に試して色々と実践してみてください。

    その効果を感じられたとき、「もっと早くやっておけばよかった」と思うかもしれませんよ!

    ~おわり~

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      この記事を書いた人

      東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

      40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

      発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

      学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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