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発達障害の雑音ストレス対策|イヤフォン&耳栓を使ったら劇的に快適になった話【体験談あり】

当ブログでは、商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

みなさん こんにちは ゆーさくです

僕は40代になってから、自分が発達障害(不注意型ADHD+ASD)であることを知りました。

発達障害の特性を持つ人の中には、音に敏感な人が多く、職場や日常生活で雑音によるストレスを感じることも少なくありません。

僕自身も、周囲の話し声や音が気になって集中できなかったり、疲れてしまったりすることがよくありました。

そこで今回は、 「雑音ストレス対策」 について、僕が実際に試して効果を感じた イヤフォン&耳栓の活用法 をご紹介します!

快適な環境をつくるヒントになれば嬉しいです。

目次

発達障害で、音の過敏さに悩まされてきた

頭でもお話した通り、僕は40代になってから、自分が発達障害(不注意型ADHD+ASD)であることを知りました。

それまで「なんとなく生きづらい」と感じてはいましたが・・・

これは、発達障害であるが故だったとしたら、納得がいきます。

発達障害の特性の一つに、感覚過敏がある人は多いですが、僕もその一人です。

僕は音に対してとても敏感で、周囲の話し声や物音が気になってしまい、集中できないことがよくあります。

音に過敏で、集中できず困りごとがたくさんある

  • ざわざわしたカフェやオフィスで仕事ができない
  • 誰かの話し声やキーボードの物音が気になってしまう
  • 複数の音が混ざると頭が混乱し、平常心を保てなくなる
  • 音によって一度集中力が削がれると、元に戻るのに時間がかかる

こんな特性を持っているものですから、勤め先の会社のオフィスで仕事をするのはかなりの地獄です。

  • 自分の周りで、話し合いをしている同僚
  • Web会議で、デカい声でしゃべっている人
  • お菓子や飲み物を音を立てて食べている輩
  • 電話が鳴る
  • 机をコツコツ、指でたたきながら考え事をしているヤツ
  • 独り言をブツブツ呟いているオジサン

これらの一つ一つは、決して「非常識で大迷惑なレベルの音」ではないのですが・・・。

こういう音源が近くにあり、それが同時多数発生した場合、僕はとてもじゃないけど集中できません。

自分のPCの画面を見つめたまま、集中力が削がれ何もできていない状態に陥ってしまいます。

ただ、会社のオフィスは「皆が集まって仕事をするところ」です。

僕のわがままだけで、周囲の人に音を立てないようにしてもらうのは難しいし、僕一人パーテーションを設置してもらうのも、現実的に厳しいでしょう。

在宅勤務をするのが一番いいのですが…

毎日在宅勤務ができるわけではなく、「会社に出勤して行わなければいけない業務」もありますからね。

どうしても、「会社の事務所で仕事をしなくてはいけない状況」は、避けては通れません。

なので、僕はこの困りごとに自分で上手く対処するしかないと考えました。

色々試してみて、劇的にラクになった方法があります。

それは 「イヤフォンや耳栓を活用すること」 です。

イヤフォン・耳栓の活用で仕事が劇的にラクに!

「集中したいときはイヤフォンや耳栓を使う」――

これは特に目新しい方法ではなく、昔からよく知られた手段です。

実際、発達障害の有無にかかわらず、「静かなほうが集中しやすい」と感じる人は多いでしょう。

スポーツ選手も、試合前にイヤフォンで音楽を聴いていたりしますが、おそらく同じような理由からだと思われます。

ただ、僕を含め発達障害を持つ人にとっては、周囲の音が想像以上にパフォーマンスを低下させる大きな要因になっています。

そのため、「音を遮断するだけで、生産性が劇的に向上する可能性がある」

このことを、ぜひ認識して知っておいてほしいんです。

以前は「職場でイヤフォンをつけるのは、なんか気が引けるな…」と思っていました。

「あいつ、何音楽聞いてんだよ」

「自分の世界に入り込みやがって…」

このように、いぶかしく思う人もいるかもしれません

しかし、

「集中できず、仕事の生産性が下がるほうが問題であり、会社にも損害を与えることなんじゃね?」

「イヤフォンや耳栓をして仕事したところで、別に誰かに迷惑かけてなくない?

(単に、周りから悪く思われることを気にしているだけでは?)」

こう考え、ある意味開き直って、試してみることにしたんです。

すると、驚くほどの変化がありました。

イヤフォン・耳栓を試してみて、実感したこと

✅ 目の前の仕事に集中しやすくなった

✅ 気が散らなくなり、作業スピードが向上

✅ 周囲の騒音にイライラすることが減った

✅ 疲労感が大幅に軽減した

「効果はがあることは想像していたけど・・・音を遮断するだけで、こんなにも違うのか!」

衝撃を受けるほど、仕事のしやすさが変わりました。

イヤフォン?耳栓?どっちを使うべき?

イヤフォンと耳栓、どちらを使うべきか? 迷いますよね

それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

ノイズキャンセリング付きイヤフォン

「周囲の音を徹底的に遮断したい!」という方には、ノイズキャンセリング機能が付いたイヤフォンがおすすめです。

ノイズキャンセリング付きイヤフォンのメリット

  • 周囲の音を、完全にシャットアウトできる
  • 集中力アップ、モチベーションアップのBGMを流し、パフォーマンス向上が期待できる

仕事に支障がないBGMやホワイトノイズを流しながら作業すると、周囲の雑音は気にならなくなりますし、驚くほど集中できます。

たまに、やる気が無くなってきたら、「モチベーションアップのBGM」を流しても良いでしょう。

僕も、ロッキーのテーマを良く流して、「エイドリア~ン」と心の中で呟きながら、自分の気分をアゲて仕事する時ありますよ。

ただし、

  • 音楽を聞くこと自体、職場でNGにされている場合がある
  • 急に話しかけられたときに対応しづらい
  • ノイズキャンセリング機能は、長時間の使用で疲れてしまう場合がある
  • ノイズキャンセリング付きのイヤフォンだと、それなりに値段がする

といったデメリットもあります。

 耳栓(音を半減するタイプがおすすめ)

  • 「イヤフォンで音楽を聞くのは、ちょっと気が引ける…」
  • 「イヤフォンは、話しかけられたときに分からない」
  • 「ルール上、音楽を聞くことが禁止されてしまっているんだよなぁ」

こういう人には、音を完全に遮断せず半減させる耳栓がおすすめです。

音を完全に遮断しない、耳栓のメリット

  • ほどよく騒音をカットしつつ、周囲の音は聞こえる
  • 急な会話にも対応しやすい
  • イヤフォンよりも目立たず、罪悪感なく職場でも使いやすい

完全に音を遮断するわけではないので、急に話しかけられても聞こえます。

そして、耳栓であればイヤフォンで音楽を聞くほどの罪悪感は持たずに、職場で堂々と使えます。

ただし、

  • 音を完全に遮断はできないので、あまりにも周囲がうるさい場合は効果が不充分
  • 単純に音を減らすだけなので、環境音で集中したい人には不向き
  • 低音のノイズ(空調音など)はあまり軽減できない場合がある

あくまでも音を遮断するだけの機能しかなく、完全に音を遮断できるわけではないので、環境によっては少し効果が実感しにくいかもしれません


イヤフォンと耳栓、状況や気分で使い分けろ

イヤフォンと耳栓、どっちにもメリット、デメリットがあります。

どんな状況でも使える万能ツールは無いです。

なので、どっちも持っておいて状況や気分に合わせて使い分けることが大事です。

状況

ノイズキャンセリングイヤフォン

耳栓

とにかく静かに集中したい

周囲の話しかけには対応したい (※1)
長時間の作業 (※2)
コストを抑えたい (※3)
音楽を聴きながら作業したい ×

※1 (外音取り込み機能がある場合は〇)

※2 (機能によっては、耳が疲れてしまう場合もある)

※3 (機種によっては、高額)

🔹 朝イチや集中したい時間帯:ノイズキャンセリングイヤフォン
音楽や環境音を流しながら、一気に仕事を進めるのに最適。

あまりにも周りがうるさい場合も、好きな音楽を流して集中力アップが可能です。

🔹 軽く作業しながら周囲の状況も把握したいとき:耳栓
完全に遮断せず、適度に雑音を減らしつつ作業できる。

周囲に近しい上司や同僚がいて、話しかけられる可能性がある時にも効果的

🔹 一日中使う場合は、適度に切り替える
耳の負担を減らすためにも、イヤフォンと耳栓を適宜切り替えるのがおすすめです

イヤフォンで数時間作業したら、休憩のために外して耳栓を使うようにすると良いでしょう。


僕も、イヤフォンで音を流しながら+耳栓を併用し、気分や周囲の状況に合わせて使い分けて仕事をしています。

【おすすめ】集中力アップに役立つイヤフォン&耳栓

ここでは、集中力アップに役立つアイテムをご紹介します。

ノイズキャンセリング付きイヤフォン

SONY WF-1000XM5

SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM5
created by Rinker

 業界最高レベルのノイズキャンセリング性能で、周囲の音をシャットアウト。

フィット感が良く、シンプルなデザインなので、付けていてもあまり違和感がないです

ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造を採用することで、高音域から低音域で高音質を実現しています。

ノイズキャンセリング機能重視で、音質にも徹底的にこだわりたい人におススメのイヤフォンです

Ysobook bluetoothイヤフォン T08

Ysobook bluetoothイヤホン T08
created by Rinker

コスパを求めるなら、このイヤホンがおススメ

価格帯のわりに、ノイズキャンセリングが付いていて、音質やバッテリーの持ち、装着感が良いバランスでまとまっているという、脅威のコストパフォーマンスです

仕事の時に聞く音楽であれば、そこまでハイクオリティな音質は必要ないと思うので、この価格帯の高コスパなイヤフォンを選択するのも手です。

耳栓

イヤーチップ EXIELA

ノイズキャンセリング 耳栓 イヤーチップEXIELA
created by Rinker

完全に遮音されるのがイヤな人におススメの耳栓です。

最大-42dbの減音(ささやき声をかき消す程度)が可能で、国内騒音検査に合格した、高い減音レベルを実現しています。

6種類イヤーチップが付属しているので、自分に合うサイズにフィットさせることができます

話しかけられる可能性があるし、周囲を状況を把握しておく必要があるけど、うるさい音は遮断したいという人におススメです

まとめ:騒音対策をすれば仕事のストレスが激減!

まとめ

・発達障害の特性を持つ人の中には、音に敏感な人が多く、職場や日常生活で雑音によるストレスが大きい

・音を遮断するだけで、生産性が劇的に向上する可能性がある

→イヤフォンや耳栓を併用し、状況や気分によって使い分ける

音に敏感な発達障害を持つ人にとって、周囲の雑音や話し声は大きなストレス源です。

自分たちが考えている以上に、パフォーマンス低下を引き起こしている可能性がある。

しかし、イヤフォンや耳栓を活用することで、驚くほどラクになります。

「仕事中にイヤフォンや耳栓を使うのはどうなんだろうな…」と思っていた僕ですが、 実際に試してみて 「ためらわずもっと早く使えばよかった!」 と思いました。

カンタンな割に、効果がものすごく高い、コスパの良いライフハックです。

もしあなたも音に敏感で集中できないと悩んでいるなら、ぜひ一度試してみてください。

~おわり~

ご意見あれば、こちらまで

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    この記事を書いた人

    東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

    40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

    発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

    学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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