こんにちは、ゆーさくです。
以前投稿した記事でも紹介しましたが、僕は「作業環境は広く・大きく使うべし」という考え方を大切にしています。

理由は単純。
狭い環境だと、頭の中がごちゃごちゃして、情報が整理できず集中力がすぐに切れてしまうからです。
今回は、そんな考え方を体現した、実際に作業用デスクを“デュアルディスプレイ化した体験談をシェアします。
発達障害の特性を持つ僕にとって、この改善がどれほど効果的か──。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
発達障害の人にとって「画面の広さ」は作業効率を大きく左右する
ADHDやASDの特性のひとつに、「ワーキングメモリの弱さ」があります。
簡単に言うと、「一時的に覚えておく力」が弱い、というものです。
僕自身もまさにそうで、PCで複数のファイルを開いて作業しているときに、めちゃくちゃこの特性が悪さをします。







画面を切り替えるたびに困惑してしまい、ミスが増える。
焦ってさらにパニックになる……そんな悪循環に陥ってしまっていました。
「いつまでまごついてるんだよ」 上司や同僚に、呆れられてしまったことは数知れず…
この問題を根本的に解決するには、「いちいち切り替えなくても済む」環境を作る必要があると考えました。
そこで、デュアルディスプレイ化に踏み切ることにしました。
デュアルディスプレイにして得られた3つの変化
デュアルディスプレイ化した結果、実感として得られた効果を紹介します
1. 必要な情報が常に目の前にある安心感
画面が2つあると、左側に資料、右側に作業画面など、役割を分けて使えるようになります。
「いちいちアプリやファイルを切り替えて……」というひと手間がなくなり、ミスや混乱が劇的に減りました。
2. 視線の移動だけで作業が進む快適さ
手元のノートを見ながらPCを打つのは苦手でしたが、ディスプレイ上で並べて表示することで、視線を左右に動かすだけで作業が完結。
集中も続きやすくなり、「作業が止まってしまう」時間が明らかに減りました。
3. 気持ちに余裕が生まれる
一番大きいのは、精神的な余裕です。
「あれ?」「どこだっけ?」と探し回らなくて済むことで、ストレスと疲労度が激減。
結果としてQOL(生活の質)が格段に上がりました。
ゆーさくのデスク環境を紹介
身バレ防止のため写真は載せられないのですが、僕の現在のデスク環境はこちらです。
イメージしやすいように、できるだけ具体的に図示して紹介しますね。
使用しているアイテム一覧
アイテム | 内容・こだわりポイント |
---|---|
① ワイドモニター | 32インチ湾曲タイプ。横長で、ウィンドウを並べやすい。 目の動きが自然で疲れにくい |
② サブモニター | 以前使っていた24インチモニターを再利用。 スケジュールやメールなどの常時確認用 |
③ モニターアーム | サブモニターを可動式に。使わないときは奥へ引っ込められて便利 |
④ モニター台 | モニター下にキーボードや小物を収納。ケーブルのごちゃごちゃも隠せる。僕はDIYで木材を使って作成 |
⑤ ドッキングステーション | USB-Cケーブル1本でモニター2台の拡張表示+電源接続が可能。ノートPCの接続が一本で済む |
⑥ Bluetoothキーボード |
ケーブルなしで机がスッキリ。色々なボタンが搭載されているので、作業効率UP |
注意点:デュアルディスプレイ化で失敗しないために
導入前に、以下の点には注意してください。
①ノートPCの映像出力がUSB-Cに対応しているか
意外と落とし穴です。 PCのUSB-Cポートが、映像出力対応しているか確認しましょう。
僕は会社のノートPCでは、問題なく使えたので、作業効率化できましたが、私物PCは非対応だったので、サブモニターが使えず非常に残念でした。トホホ・・・
②モニターアームの対応サイズ・重さを確認
大型モニターだとアームによっては取り付けられないことも。 対応サイズと重さを確認しておきましょう
また、アームの取り付け形状がモニターと合わない場合があるので、取り付け形状も要確認です
【厳選】デュアルディスプレイ化 おすすめアイテム6選
以下に紹介するのは、僕自身が使っているもの、または使ってよかったと感じた製品です。
①ワイドモニター(32インチ・湾曲)
Z Z-Edge 湾曲ゲーミングモニター 165Hz ウルトラワイドモニター 34インチ ディスプレイ


②サブモニター(23インチ)
ASUS モニター 23インチ ディスプレイ③モニターアーム
グリーンハウス モニターアーム ガス圧式 17-32インチ対応

④モニター台
サンワダイレクト モニター台 パソコン台

僕は木材でDIYで作りましたが、もちろん市販のものを使ってもOK
モニター2台分を乗せることが出来、下にちょっとした小物やキーボードが収納できます
デスクのスペースが有効活用できます
⑤ドッキングステーション(USB-C対応)


CケーブルでノートPCと接続し、外部映像出力や外部記憶媒体などとの接続がケーブル一本で可能となります。
このドッキングステーションの良いところは、USBポートやSDカードのスロットが正面にあること。
スムーズに外部記憶媒体と接続が可能です。
⑥Bluetoothキーボード


デュアルディスプレイ化は「最強の自己投資」
このデスク環境を整えるのに、それなりにお金はかかりました。
でも、それ以上の価値があったと断言できます。
- 作業効率が上がる
- ミスが減る
- 疲れにくい
- 気持ちに余裕ができる
「発達障害の自分が生きやすくなる環境」を手に入れ、かなり楽に仕事ができるようになりました。
デュアルディスプレイ化は、「困りごとを減らし、自分らしく働くための手段」として、すべての発達障害グレーゾーンの方におすすめしたい工夫です。
ぜひ、あなたも作業環境を「広く・大きく」するため、デュアルディスプレイを導入してみませんか?
まとめ:デュアルディスプレイ化でPC作業が驚くほど快適になった
まとめ
ADHDやASDの特性のひとつに、「ワーキングメモリの弱さ」があり、PC作業に悪影響を及ぼす。
この問題を根本的に解決するには、「いちいち画面を切り替えなくても済む」環境を作る必要がある
→デュアルディスプレイ化が有効
【必要なもの】
①ワイドモニター
②サブモニター
③モニターアーム
④モニター台
⑤ドッキングステーション
⑥Bluetoothキーボード
発達障害を持つ人にとって、複数のファイルを開いて仕事をするのはかなり難しい場合が多いです。
デュアルディスプレイ化を導入し、「いちいち画面を切り替えをしなくていい」状態にするだけでも、作業効率が向上し、生産性UP・疲労度軽減が期待できます。
作業環境を「広く・大きく」するため、デュアルディスプレイ導入を検討してみてくださいね。
~おわり~
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