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【発達障害×自分磨き】発達障害の人にジャーナル習慣がおススメの理由

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みなさん こんにちは ゆーさくです

僕は、40歳を過ぎてから、自分がADHD+ASD(注意欠如+自閉スペクトラム症)だと診断されました。

長年感じていた「なんかうまくいかない」「人と違う感覚」の正体が、ようやく腹落ちしてホッとした一方で・・・

『これから先、どう生きていったらいいのか?』という戸惑いもありました。

でも今では、こう思っています。

ゆーさく
発達障害があるからこそ、自分を理解し、自分を磨きまくったる!!

そしてその「自分磨き」の一環として、今、僕が取り入れていこうとしているのが『ジャーナル』を書くことです。

この記事では、このジャーナルについてやってみた実体験などを交えて、お話しできればと思います。

この記事で分かること
  • ジャーナルってなに?
  • なぜ発達障害のある大人にジャーナルが合っているのか

  • 書くことで得られる変化

  • 「ゼロ秒思考」との違い

目次

ジャーナルってなに?→「感情ログ+思考整理ノート」

まず、「ジャーナルって何?」と思う方のために簡単に説明すると、

ジャーナル=その日の思考・感情・出来事などを自由に書き留めていく記録のこと

※『バレットジャーナル』というのが正式名称みたいですが、本記事では『ジャーナル』に表現を統一させていただきます

いわゆる日記とは少し違って、必ずしも「今日は~をした」と書く必要はありません。

ジャーナルに書くこと

・今日感じたこと
・頭の中でぐるぐるしてる悩み
・ふと浮かんだ気づき
・嬉しかった一言
・小さな成功体験

まー、基本、何を書いてもOKってことです。

書きたいことを『そのまま言葉にして残す』のがジャーナルです。

これは、発達障害の特性を持つ僕たちにとって、非常に有効なセルフケア&自己理解ツールだと感じています

発達障害の人に、なぜ『書く習慣』が効果的なのか?

僕自身が実感している、ジャーナルが発達障害の特性に合っていると思う理由は、以下の通りです。

1. 脳内の『ノイズ』を可視化できる

ADHDの特性として、『思考が止まらない』『頭の中が散らかりやすい』傾向があります。

  • アイデアが次々浮かぶんだけど、思考がまとまらない。
  • 急に不安や怒りがわいてきて、説明できないまま悶々としてしまう。

でも、ジャーナルに書くことでその『モヤモヤ』を頭の外に出せるんです。

目で見える形に『見える化』することで、頭の中のノイズが整理がしやすくなります。

2. ASD特有の『感情のラベリングの難しさ』をサポートできる

ASDの人は、自分の感情に名前をつけるのが苦手なことがあります。

  • なんとなくイライラする
  • なんとなく不安。

→でも理由がわからない──。

ジャーナルを書く習慣を持つことで、


『この時、自分は『焦り』を感じてたのかもしれない』

『これは『孤独感』だったんだな』

・・・と、感情を言語化する力=メタ認知力が少しずつ鍛えられている実感があります

3. 『自分の取扱説明書』を作るような感覚がある

日々の思考や行動を書きためることで、

『自分が落ち込む時ってどんなとき?』

『意外と頑張れている時の共通点は?』


・・・など、行動と試行パターンが見えてきます。

これは、自分を客観視する力を高める訓練でもあります。

これを書きだして、客観視することで、今後の対策や自分の取り扱い方が見えてくる。

つまり、自分を知る』ことが、『生きやすさ』に直結するのです。

ジャーナルは『自分磨き』にぴったりな習慣

では、ジャーナルがなぜ『自分磨き』に向いているのか?

ここで、僕が特に強く感じているポイントを5つ挙げます

① 『自分の現在地』がわかるから

自分磨きは、ゴールに向かう前に『今の自分』を正確に知ることがメチャクチャ大事です。

今の自分を知り、ゴールまでのギャップが見えないと、作戦の立てようがないですもんね。

ジャーナルは、自分の今の状態・感情・行動の記録=現状把握ツールになります。

② 成長の記録が『見える化』されるから

ジャーナルは、基本何を書いてもOKです。

ですが、

『昨日より少し落ち着いて対処できた』

『この習慣が毎日継続できているぜ!』

こういった小さな成長・成功体験を書いておくだけで、それが大きな自己肯定感になります。

読み返えすと、それは自分の『成長ログ』―。

いわば、ロールプレイングゲームをやりこんで鍛え上げてきた、自分のセーブデータなわけです。

これってすごく励みになるし、自信がつくんですよね。

③ 習慣化しやすく、コスパがいいから

ジャーナルは、公式のやり方はありますがー

基本はどんなやり方をしてもOKです。

ペンとノートさえあれば、すぐに始められます。

数百円のノートとペンだって全然OKです!

それに、ちょっとした空き時間とノートが広げられるスペースさえあれば、いつでも行えます。

低コストで取り組みやすく最大効果を出せる自分磨きそれがジャーナルなのです。

④ 書くことで自己肯定感が高まるから

発達障害のある人は『失敗体験の積み重ね』で自己評価が下がりやすいと言われています。

  • うっかり
  • 忘れっぽい
  • 空気が読めない

学校や職場でミスを繰り返してしまったりして、自分を責める癖がついてしまっていることが多いのです。


でも、書いて見える化することで『今の自分をねぎらう』ことができます。

細な出来事でも、言葉にして書き出すだけで、『自分って何気にちゃんとやってるじゃないか』と思える瞬間が生まれるんです。

これは、いわば『心のリセットボタン』にもなります。

日々のストレスや疲労をやわらげ、ネガティブ思考を『デトックス』する効果もあります。

⑤ 外見よりも『内面を鍛え上げる』ことができるから

発達障害を持っていると、『人からどう見られるか』を過剰に気になってしまったり、逆に『どうせ自分なんか』と外見やスキルを磨くことに意味を感じられなかったりすることもあります。

でも僕は、『内面を鍛える=心の鍛錬』こそ、自分磨きの土台だと思っています。

ジャーナルを書くという行為は、

  • 自分の思考を整理する

  • 感情の揺れを見つめる

  • 今日という一日を振り返る

という、『内面的な自己対話』を自然に鍛えてくれて、育ててくれます。


外見やスキルアップも、もちろん大事。

でも、それだけじゃ本当の自信や安定にはつながりません。

心の土台がグラグラのままでは、いくら上に何かを積み上げても、いつか崩れてしまうー

ジャーナルはその土台を整える『内面磨き』のツールです。

続けるうちに、少しのことでは揺らがない『自分軸』が育ってきます。

その強さは、外からは見えなくても、人生をしっかり支えてくれるものになるはずです。

『ゼロ秒思考』との違いは?

以前、僕は『ゼロ秒思考』というメソッドを紹介する記事も書きました。

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ジャーナルもゼロ秒思考も、紙とペンで思考を整理するという点では似ていますが、方向性がまったく違います。

ジャーナル ゼロ秒思考
目的 自己理解・感情整理・成長記録 瞬発的な思考の深掘り
書き方 自由に書く、感情中心 A4用紙1枚・1分で1テーマ
スピード ゆるやか 速い
合う人 感情整理が苦手な人、内省を深めたい人 思考の癖を見たい人、瞬発力を鍛えたい人

つまり、

・ジャーナルは『長期的な自分磨き・自己成長』に向いた書き方

・ゼロ秒思考は『今この瞬間の考えをすばやく深掘り『思考の瞬発力を鍛える』』書き方

といえます。

それぞれ、守備範囲がちがうのです。

この2つを状況により使い分けることで、自分の思考や感情を上手に整理することができるはずです。

『書くこと』で人生は少しずつ、静かに変わる

発達障害のある人にとって、『自分を知ること』は生きやすさを会得するための最短ルートです。

そして、書くこと=ジャーナル習慣は、そのための最も身近で、効果的な方法のひとつ。

  • 頭の中のモヤモヤがスッキリする
  • 自己理解が深まり、自信がつく
  • 日々の小さな成長を記録できる
  • 感情の取り扱いが少しうまくなる

これは、すべて『自分を磨く』ということにつながると思います。

40代からでも、遅くありません。むしろ、今だからこそ意味がある。

この人生の後半戦を、もっと自分らしく、生きやすくするために。

あなたも、今日から『ジャーナル』始めてみませんか?

ジャーナルのやり方 参考になる書籍

ジャーナルを始める上で、参考になる書籍を紹介したいと思います

①『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』

バレットジャーナル 人生を変えるノート術
created by Rinker

世界中で大絶賛・話題沸騰の画期的なノート術として、初の公式ガイド本です。

②好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術

好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術
created by Rinker

こちらは、YouTubeで人気のmoneさんが、ジャーナルを楽しむアイデアをふんだんに紹介した本です。

普段使っている手帳を、より楽しく使えるアイディアが詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ 発達障害の人にジャーナル習慣がおススメの理由

まとめ

・ジャーナル=その日の思考・感情・出来事などを自由に書き留めていく記録のこと

→発達障害の特性を持つ人にとって、非常に有効なセルフケア&自己理解ツール

・発達障害の人に、なぜ『ジャーナル習慣』が効果的なのか?

  1.脳内の『ノイズ』を可視化できる

  2.感情のラベリングのサポート

  3.「自分の取り扱い説明書」になる

・ジャーナルが「自分磨き」にピッタリな習慣である理由

  ①自分の現在地が分かる

  ②成長の記録が「見える化」できる

  ③習慣化しやすく、コスパがいい

  ④書くことで自己肯定感が高まる

  ⑤内面を鍛え上げることができる

・ゼロ秒思考との違い

→ジャーナルは『長期的な自分磨き・自己成長』に向いた書き方

→ゼロ秒思考は『今この瞬間の考えをすばやく深掘り「思考の瞬発力を鍛える」』書き方

ジャーナルを続けることで、自分の思考や感情の整理をすることができ、自己肯定感を高めることができます。

発達障害を持つ人にとって、これらに取り組むことは生きやすさを追求することにもつながります。

気軽にはじめられる、コスパのいいメソッドなので、気楽に取り組んでみてくださいね。

~おわり~

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    この記事を書いた人

    東京郊外に住む、サラリーマンお父ちゃん

    40歳を過ぎてから、発達障害グレーゾーンであることが発覚…発達障害としての第二の人生を送ることを余儀なくされる

    発達障害を持っていたとしても、知識や工夫でより良い人間になることを証明するため、日々試行錯誤中!

    学んだことやライフハックを、発信できたらと思っています。

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