みなさん、こんにちは。 ゆーさくです。
僕は、発達障害グレーゾーンという特性を持っています。
このあたりについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの関連記事をご覧ください。
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この記事では、40代という人生の折り返し地点で、発達障害であることが発覚した僕が、アナウンサーの小島慶子さんから勇気をもらった話を書いていきたいと思います
40代で発達障害が分かった時のショックと不安
冒頭でもお伝えした通り、僕は40代になってから、自分が発達障害であることが分かりました。
それを知ったとき、正直なところショックを受けたし、軽く絶望しました。
「今さら『発達障害です』なんて言われても…… そりゃないでしょうよ」
こういう気持ちでいっぱいでした。
- これまでの生きづらさは、単なる性格の問題ではなく、脳の特性によるものだったのか……
- もっと早く分かっていれば、違った人生があったのではないか?
そんな思いが頭の中をぐるぐると巡り、まったく考えが纏まりませんでしたね。
そして、これから先どうやって生きていけばいいのか、という不安にも襲われました。
40代という年齢は、キャリアも人生も「ある程度の形」ができあがっている時期です。
そして、僕には養う家族もいますし、持ち家も構えています。
もう、大きく生き方を変えることもできない・・・。
そんな中で、今さら「自分は発達障害だった」と知って、果たしてこれからどうやっていくべきなのか――
自分でも正解が分からず、一人悶々としていました。
この時の僕の心の中には、冷たい雨が土砂降りだった気がします。
発達障害を持つ小島慶子さんの記事を読んで勇気をもらった
そんな中、僕が真っ先に取り組んだこと。
それは、同じように発達障害を抱える人の話を聞いたり、本やネット記事を読んだりして、少しずつ気持ちを整理することでした。
僕は、知りたかったんです。
「僕と同じように、40歳を過ぎて発達障害ということが発覚しても、工夫や対策をして、前向きに生きている人、いないのか?」ということを。
そしたら、いたんです
それが、元アナウンサーでエッセイストの小島 慶子さんでした
小島 慶子さん
引用: withnews 『Busy Brain』
小島慶子さんの事は、TVで何度かお見掛けしたことがあり、知ってはいました。
ですが、小島慶子さんが『発達障害を持っていて、40代になってから発達障害であることが分かった人』とは知りませんでした。
彼女のコラムやインタビューを読むと、幼少期からの困りごとや、40歳を過ぎてから発達障害が発覚したこと。
自分の困りごとを冷静に見つめ、それを受け入れながら前向きに生きている姿が伝わってきます。
彼女は決して「発達障害だからダメだ」と悲観するのではなく、「じゃあ、どうやって生きやすくするか?」「発達障害の人が生きていくには?」という視点で、発信をされています。
その姿勢に、僕は大きな勇気をもらいました。
「40歳を過ぎて発達障害であることが発覚しても、工夫や対策をして立派に生きている人、ちゃんといるじゃないか! 僕もあきらめるわけにはいかないな」
「発達障害の困りごとを減らすことは、みんなの生きやすさにつながる」
特に印象に残ったのが、小島さんのコラムの以下の言葉です。
「発達障害のある人が暮らしやすい社会は、人との違いが生きる上での妨げにならず、困りごとを相談しやすい社会です。
人と違っていない人はいません。
物事がうまくいかずに困ることも、それぞれにあります。
人との違いや困りごとを隠さなくてもいい社会なら、どんな人も安心して生きていけます。
発達障害がある人の困りごとを減らす取り組みは、それ以外の困っている人にとっても、生きやすい世の中を作る助けになるのです。」
引用: withnews 『Busy Brain』
この言葉を読んだとき、目から鱗が落ちたような気持になりました
僕はこれまで、「発達障害と宣告された自分が、これからどう生きるか」ばかりを考えていました。
でも、発達障害のある僕が工夫や対策をして生きやすくすることは、突き詰めていくと発達障害がない人にとっても役立つことなのだと気づいたのです。
例えば、
- 特性を知り、その対処法を学び実践する
- ミスを減らすための仕組みを作る
- 感情や思考のコントロール方法を学ぶ
こうした工夫は、発達障害のあるなしに関わらず、多くの人にとって役に立つはずです。
発達障害である僕が学んだことや、試して効果があったライフハックを、ブログにして発信していけば、誰かの役に立つかもしれん…
それは、良い世の中を作ることに貢献できるってことじゃないのだろうか?
僕は、発達障害という、人とは違う脳の特性を持って生まれてしまいました。
それはもう治すことはできない。
それなら、それとうまく付き合う方法を模索し、それを知識やライフハック化して、それを誰かに伝えることが、自分に出来ることなのかなと思いました。
その結果生まれたのが、このブログ 『RE:DESIGN LIFE』なのです。
このブログを立ち上げてから、僕の心の中に降っていた土砂降りがやんだ気がしました。
僕は、発達障害という厄介なものとこれからもうまく付き合い、試行錯誤の過程を発信して、同じように悩む人のヒントになったり、より良い社会を作ることに貢献できればと思います。
小島 慶子さん、本当にありがとうございました。
まとめ 発達障害をもつ、小島慶子さんに勇気づけられた
まとめ
「僕と同じように、40歳を過ぎて発達障害ということが発覚しても、工夫や対策をして、前向きに生きている人、いないのか?」
→元アナウンサーでエッセイストの小島 慶子さん
『発達障害がある人の困りごとを減らす取り組みは、それ以外の困っている人にとっても、生きやすい世の中を作る助けになる』
→この言葉にめちゃ勇気もらえた
40代になって発達障害が分かる…
中々の絶望感や後悔の気持ちに襲われました
でも、自分の特性を理解し、工夫や対策を重ねることで、無理なく自分らしく生きる道を見つけることはできます。
発達障害だからといって、人生をあきらめる必要はありません。
小島慶子さんの言葉にもあるように、「発達障害のある人が暮らしやすい社会は、すべての人にとって生きやすい社会」です。
だからこそ、試行錯誤しながら工夫を続け、その過程をブログで発信することで、同じように悩む人のヒントになったり、より良い社会を作ることに貢献できればと思います。
これからも、自分に合った工夫をしながら、より良い人生を目指していきます。
小島慶子さんが語る、ADHDを抱える生活をつづったエッセイです
発達障害を抱えた人に、是非参考にしてもらえたらと思います

~おわり~
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